考察 陸路と船旅どちらが良いのか / 四国 帰省ツーリング(1)

まずは、東京から四国にバイクで帰省をする際にどちらのルートから行くか、ということを考えたいと思います。





■今回の帰省では往復フェリーを使って四国に帰省しました。


四国に到着したあと、四国でのツーリングを楽しみたい、知らない故郷を探検したい、と考え、移動にはなるべく体力を消耗したくないと考えました。また、これまでの自分の一日の走行距離が最大300キロ程度であることを考えると、東京・四国間(約750キロ)を走ることでバイクにトラブルが発生する恐れもあります。
よって、今回の帰省では四国への移動はフェリーを使って行こう、という判断をしました。 


■四国にバイクで行くことについての情報収集(初期検討)


 バイクで帰省する計画を立てるため、まずは情報収集ということでWebで調べたら、以下のサイトに詳しい情報が掲載されていました。情報はすこし古いかもしれませんが、ルートの比較も検討されており、十分すぎる情報を入手できるかと思います。是非ご参考下さい。

自分は、このサイトの情報を参考にしつつ、自分なりに考えを整理しました。






■陸路走破について考える


東京から四国への距離はおよそ750キロ。
走距離として一日で走破できる距離ではありません。
そのため、陸路と使う場合は中間地点(名古屋~大阪の間ぐらい)で一泊する必要が出てきます。
お盆休みの場合、中間地点の宿泊地も予約でいっぱいになる恐れがあるため、事前に予約する必要が出てきます。宿泊地点を予約してしまうと、一日の走行計画の真ん中が固定されるため、どこに宿泊地を設定するかが極めて重要なポイントとなります。

その結果、自由気ままに走っていく、ということが難しくなる恐れも。
陸路で行くことを考えた際に、この宿泊地の確保をどうするか、で悩みました。


 
■フェリーで行くことを考える


 東京から四国へフェリーを使って上陸する場合、東九フェリーを使うことになります。
東九フェリーは東京の有明から徳島、九州新門司港を運航するフェリーです。
東京から徳島までが1日(18時間)、九州がさらに1日(○時間)という長丁場。

フェリーを使う場合、事前に乗船予約を取ることになります。お盆だと当然予約が取れない恐れも。
乗船予約は1カ月前から行うことができるが、予約したら日程が固定されるというデメリットがあります。※当然ですが。。。
あと、船は荒天の場合船酔いの恐れがあります。
ただ、一度乗ってしまえば、寝ていても四国に到着するので、疲れを最低限に抑えることができます。
疲れを最小限に抑えるのは、四国についた後に、ツーリングを楽しむ体力が残っている、ということです。



■比較検討してみる

 

(費用面での比較) 費用面では、陸路のほうがフェリーを使うよりも割高になります。


陸路の場合、費用は以下の金額が必要になる(と思われる)。※感覚的な見積りなので正確ではないです。
  • 高速道路代 19000円ぐらい
  • ガソリン代 6000円ぐらい
  • 宿泊代 5000円ぐらい
  • 計30000円
フェリーの場合、費用は、以下の金額が必要となる。※ただし、2等室の前提。グレードを上げるとかなり高くなる。
  • フェリー代 19000円ぐらい
  • 高速道路代 2000円ぐらいか
  • 計21000円

(時間面での比較) 時間的には、陸路・海路ともにほぼ同じ時間かかります。


陸路の場合、東京~四国間の走行距離は約750キロ。走行距離から考えて、一日では到着することはありません。 そのため、大阪や名古屋あたりの中間地点で1泊する必要があります。
一泊した場合、睡眠時間8時間として、移動12時間+睡眠8時間=20時間になります。
 
フェリーの場合、東京有明から徳島まで約18時間、当然船内で一泊になります。
徳島か四国での移動時間約2時間として、こちらもやはり20時間。
 
東京から四国の場合、陸路・海路ともに同じぐらいの時間がかかることがわかります。


(その他での比較) 陸路・海路のそれぞれで考えられるメリット・デメリットを比較してみる。


○移動の疲れについて
・(陸路):
自分で運転するので確実に疲労する。
・(海路):
フェリー乗船中は運転しないでよいので体力温存


○移動を楽しめるか
・(陸路):
要所要所で観光気分を味わえる。※ある意味移動中もツーリングになる。
・(海路):
フェリー乗船中はすることがない。読書などで時間を紛らわす。海を見てるのも1時間すれば飽きます。二等船室に耐えられない人は、厳しい。高くつく。


○天候の影響
・(陸路):
途中雨が降ったら大変、影響は大きい。
・(海路):
フェリー乗船中は濡れない。ただ、荒天で海が荒れると揺れる。船酔い注意。


○新しい出会い
・(陸路):
少ない。バイク運転中は出会いはない。
・(海路):
陸路よりは可能性高い。ただ、子供連れも多いのでウルサイともいえる。

   
○その他リスク
・(陸路):
バイクの故障。走行距離が多いのでバイクが故障する恐れは高くなる。途中、心が折れる恐れ。
・(海路):
盗難の恐れ。貴重品は金庫に預けましょう。フェリー上に拘束される。




 



■振り返り: 次回は往路フェリー、復路陸路を選択したいと思っています。


往路をフェリーにする理由は、やはり体力温存です。
四国についたらバイクで一日走ることを考えると移動することに疲労困憊は避けたい。
 
復路を陸路にしたい理由は、以下の2点です。
  • 帰り道にどんな景色が見えるのか、楽しみながら帰りを走りたい。 途中どこか休憩して観光も少し楽しむ要素など入れたいですね。
  • 東京についても翌日お休みを予備日として取っているはずなので、時間的な制約がない。最悪徹夜走行の強行軍でも予備日があるので問題にならないかも。

ただ、復路もフェリーのオプションを残しておくため、乗船予約だけしておいて直前キャンセルしようかと思います。東九フェリーですが、直接電話予約の場合、キャンセルしても手数料が発生しませんので、このオプションは使えるかと。


あと、余談ですが今回のツーリングで気付いたのですが、荷物は少ないほうがいいですね。当たり前ですが、体に背負うような荷物はなるべくないほうがいいです。
今回行くときにリュックを背負っていたのですが、帰りは宅配便で送り返してしまいました。
夏は暑くて、汗もかくので荷物が多いと余計につらいです。(^^;










おしまい
  

バイクで行こう! 四国ツーリング
オーシャン東九フェリー 

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